猫がお酒の瓶倒して中身ガーってこぼれてあらゆる機械が全滅する感じで。
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走れ、メカス。 
2008年05月09日 (金) | 編集 |
メカスは激怒した。

必ず、かの邪智暴虐(じゃちぼうぎゃく)のイーアクセスを除かなければならぬと決意した。

メカスには(働いたことが無いので)会社の事情がわからぬ。

メカスは、高学歴ニートである。漫画を読み、アニメ青猫を眺めて遊んで暮して来た。

けれども邪悪に対しては、人一倍に敏感であった。

(中略)

群衆は、どよめいた。あっぱれ。ゆるせ、と口々にわめいた。

じまヌンティウスの縄は、ほどかれたのである。

「じまヌンティウス。」メカスは眼に涙を浮べて言った。

「私を殴れ。ちから一ぱいに頬を殴れ。私は、途中で一度、悪い夢を見た。

君が若(も)し私を殴ってくれなかったら、私は君と抱擁する資格さえ無いのだ。殴れ。」

じまヌンティウスは、すべてを察した様子で首肯(うなず)き、4畳半一ぱいに鳴り響くほど

音高くメカスの右頬を殴った。殴ってから優しく微笑(ほほえ)み、

「メカス、私を殴れ。同じくらい音高く私の頬を殴れ。

私はこの2ヶ月の間、たった一度だけ、ちらと君を疑った。

生れて、はじめて君を疑った。

もしかして、もうネットは開通していていたけれど、

君は私と交流するのが面倒臭くなったのではないかと。

君が私を殴ってくれなければ、私は君と抱擁できない。」
 
メカスは腕に唸(うな)りをつけてじまヌンティウスの頬を殴った。

じまヌンティウスは、あらぬ方向に首をひねったまま死んだ。

(古伝説と、シルレルの詩から。)


参考文献
・http://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/1567_14913.html
・http://misoshiruufo.blog93.fc2.com/blog-entry-120.html

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